Business Report

当社は2027年3月期(第66期)までを対象とする中長期経営計画(アタック600)のもと、「常に学び、常に進化し続ける」というスローガンを掲げて事業を遂行してまいりました。
当期は30年続いたデフレ構造から脱却し、5%を超える高水準の賃上げと「金利のある世界」への移行が進む歴史的な転換点となりました。
個人消費に底堅さが見られる一方、深刻な労働力不足が経済のボトルネックとなり、企業には機動的な価格転嫁と、省人化に向けたDX投資の両立が強く求められた一年であったと考えています。

紙業界におきましても、国内総出荷額は約7.8兆円の規模にとどまっており、賃上げによる個人消費拡大に期待する一方で、紙・板紙の内需は長期にわたり減少傾向にあり歯止めがかからない厳しい状況にあります。
このような状況の中で、全社員が結束して以下の三つの重点方針について活動を続けてまいりました。

  1. 育てるものとやめるものの選択をする
  2. さまざまな人が活躍できる場所にする
  3. 時代を超えて愛される企業にする

生産量が4年ぶりに前期実績を上回る結果となりました。
また原材料価格の高騰に対し、徹底したコスト管理と製品価格の適正化を進め、収益性も着実に向上。売上高も前年を上回る着地を達成することができました。

売上高推移

売上高推移